俺はあの子が好きだ。 誰よりもあの子を思ってるし、大切にする自信がある。 しかし、その思いとは裏腹に立ち止まって行動に移せないでいた。 このままでは駄目だ。もっと前へ動かなきゃ。 あの子の笑顔を見たい。ただそれだけを信じて遂に俺は動いた。 結果…

あの子への思いを新たに自覚してから一日。 今日は何も無かった。これは相変わらず。 大体が良い事あった次の日ってのはいつもそう。 今日一日はあの子と目を合わすどころか会えもしなかった。 でも一日中、俺の頭の中でﾘﾋﾟｰﾄされるのは昨日のあの子の笑顔。…

一度は遠く離れた。 もう二度とその距離は近付く事はなく 近付く事も、もう一度話す事さえも諦めていた。 でも、きっかけは突然で今までで一番近くにあの子がいた。 手を伸ばせば届く距離だった。 目を覚ました後もあの子の笑顔は変わらなかった。 久々、超…

あの子が好き。 でも、これ以上は何も望まない。 話せなくて焦ったりしないし、会えなくても落ち込まない。 誰と話してても、誰を好きでもあの子が好き。 そう誓って一日目。 気分が少し晴れたのか今日はだいぶ楽だった。 仕事が終わってから飲みに行こうと…

ただ一言に「諦める」と言っても二種類ある。 一つは好きという事を諦めるという事。 あの子を好きという思いを諦める事。 二つ目は進展を望まないという事。 好きという思いは変わらない。ただその先を諦めるという事。 思えば俺も最初は楽しかった。ただ好…

ようやくの休み。日曜日。 一日中寝て過ごすか、パァーッと買い物にでも行くか迷ったが 悩んでﾓﾔﾓﾔしていたので、「そうだ、遠くへ行こう」と思い立つ。 ｳﾀﾞｳﾀﾞ悩んでたら眠れない気がしたので 土曜日の夜中に車で出発。まずはｶﾞｿﾘﾝを満タンにする。 そして…

今朝はちょっとした悪夢を見た。 あの子に関する悪夢。超目覚めが悪い。 大体、好きな子の夢を見る時って良い夢って相場は決まってんじゃねーのか？ 何で夢の中までも苦しまなきゃいけないんだよ…。 せめて夢の中くらいはあの子と仲良く話したい。 目が覚め…

酔った場ではあったがあの子に好意を伝えた時。 あれから徐々にだが歯車が狂い始めた。 好意を伝える前は毎日あの子の職場に会いに行って会話をしていた。 会いに行く前は必死に話す事を考える。 そして、どのように切り出すかとか、返答はどうするかとか 考…

思いを伝えようと決断したその次の日。 俺は何も出来なかった。つーか、出来なさ過ぎた。 いざ、伝えようと思っても接点も無いし、ﾁｬﾝｽも無い。 駐車場で待ち伏せしようと待ったが残業が長引いてるのか一向に来ない。 こりゃ明日に仕切り直しだな…と思ったら…

俺の人生こんなもん。 これまでもそう。この先もずっとそう。

仕事が一段落して少しだけだが楽になった。 体調も以前に比べてだが楽になった。 とは言っても昼ぐらいがﾋﾟｰｸで倒れそうなのは変わりない。 あの子の方はと言うと全くと言っていいほど進展が無い。 飲み会以来、口も聞けてない。 むしろ飲み会ですらほとんど…

ﾔﾊﾞｲ…ｷﾂｲ。体調が全く回復しない…。 頭痛はするし、耳鳴りはﾋﾄﾞｲし、喉も痛い。 咳も止まらないし、吐き気もする。目が霞むし倒れそう。 死ねる、今ならﾎﾟｯｸﾘ死んでしまう自信がある。 仕事が忙しいから睡眠時間が短くなる負のｽﾊﾟｲﾗﾙ。 そんな中でもﾌﾗｯとあ…

最近、仕事が忙しい。とにかく忙しい。 残業なんて当たり前。今日もいつものように残業。 すると一緒に残業してた先輩が言った。 「今日、花火大会なんだから行ってくれば？ 何なら○○ちゃん(あの子)ここに呼んでやるから一緒に行こうって誘いよ」 え？何すか…

ふと顔を上げるとあの子が通り過ぎようとしていた。 挨拶をしようと言葉がそこまで出かかった瞬間 あの子は俺以外のそこにいた人の方を見て挨拶をした。 俺の方は見なかった。出かかった挨拶も飲み込んだ。 諦める勇気も無いし、踏み出す勇気も無い。 色んな…

いつもｷﾂｲ事を言う先輩とまたあの子の話になった。 俺は聞きたくないのに、あの子とｲｹﾒﾝ君の進展具合を教えてくる。 二人で話してたとか、仲良さそうだったとか あの子が積極的だったとか、絶対あの子はｲｹﾒﾝ君に惚れてるとか。 耳にするのも俺は嫌だが、先輩…

楽しかった思い出。 俺の名前を呼んでくれた事。 俺と話をしてくれた事。俺の顔を見て話を聞いてくれた事。 はにかんだ笑顔で俺の問いかけに答えてくれた事。 笑顔で駆け寄って来て相手してくれた事。 いつもの笑顔で優しく迎えてくれた事。 俺と一緒に歌を…

今日は一日中体調が最悪だった。 体はﾀﾞﾙｲわ、頭痛はするわ、めまいはするわ、耳鳴りもする。 昨日からずっと一時も間を空けずにあの子の事を考えている。 初めて会った時から、話すようになった時、 俺の問いかけに笑顔で答えてくれた事、 もうだいぶ時が経…

悪夢の飲み会を終え、唯一の救いは僅かながら前向きでいられた事。 それも今日全て叩き潰された。 以前にｷﾂｲ事を言われ相談に乗ってくれた先輩とその飲み会の話になった。 その先輩はあの子とｲｹﾒﾝ君の一番近くにいた人だから説得力があった。 その先輩曰く、…

気付いたら席順が若干変わっていて、あの子の隣に以前書いたｲｹﾒﾝ君が座っていた。 最初はちょっと気になる程度だったがｲｹﾒﾝ君の行動が徐々にｴｽｶﾚｰﾄしだす。 気付いたらあの子の腕を持っている。 ﾋﾟｯﾀﾘくっついてるしﾎﾞﾃﾞｨﾀｯﾁも激しくなる。 嫉妬の炎がﾒﾗﾒﾗと…

AM2:00今、帰宅。 正直、何から話していいのかわからない程に今日は色々あった。 思えば夕方18:00までは幸せだった。それだけは確か。 今の時点で俺自身全く頭の中で整理出来ていない。 朝。俺のあの子への思いを知っていて食事会を画策していてくれた 先輩…

久し振りにあの子を近くで見た。 お疲れ様です。との挨拶をしただけだが満足した。 何つーか、ｵｰﾗが違う。輝いて見える。誰よりも輝いて見える。 可愛いとか綺麗とか当然のように思うが そんなのを通り越してその存在感に圧倒される。 その度に、俺はこの子…