I’m still waiting for you.

閉ざされたはずの道。
諦めるしかないと思った思い。
だが、それは俺のいつものネガティブ思考から生まれた考え過ぎ。
めちゃくちゃ落ち込んだ次の日、あの子から話し掛けてくれた。
その時は避けてしまったが、その夜にまた勇気を出した。
結果は最高の形だった。
振り絞った勇気が報われた形になった。
あの子を好きになってから一番の幸せだった。
次の日の約束をした。待った。あの子が来るのを待った。
でも、あの子は来なかった。
一日目は、忘れちゃったかな?と思い次の日に思いを託した。
二日目の今日。またあの子は来なかった。
本当は俺が嫌で先延ばしにしたんじゃないかと
またネガティブな思いに変わり始めた。
あの子の事をまだ諦めないでいいんだ。
まだ好きでいていいんだ、と喜んだ次の日。
また俺は地獄に叩き落とされた。
あと少し。あと少しのとこまで近付けたのにまたわからなくなる。
俺はあの子が好きだ。君の笑顔を見たい。
君の声を聞きたい。君に笑っていてほしい。
だから、もう立ち止まっていたくない。
早く約束を果たしてほしい。
俺も変わるから。そして、君を幸せにしたい。

Over your shoulder

俺はあの子が好きだ。
誰よりもあの子を思ってるし、大切にする自信がある。
しかし、その思いとは裏腹に立ち止まって行動に移せないでいた。
このままでは駄目だ。もっと前へ動かなきゃ。
あの子の笑顔を見たい。ただそれだけを信じて遂に俺は動いた。
結果は散々だった。別に告白してフラレたわけではないが
俺にとっては道を閉ざされたも同じ。
頭の中は真っ白。しばらく呆然としてた。
大概の事では、努力は報われる。
頑張った分はいつかは実を結ぶ。
だけど、俺の思いは、電話するまでにかかった時間は、
緊張に押し潰されそうになりながらも
通話ボタンを押した勇気も、全ては報われなかった。
諦めるしかねーのか…。ここまで好きになって諦めれんのかな…。
伝えられなかった言葉。
「俺は君の事が好きです。」
最後の最後で君の最高の笑顔を見られただけでも良かったのかもしれない。
最後に君の声を聞けて良かったのかもしれない。
最後に俺が前へ動く事が出来て良かった。
何もしないより何かをして駄目だっただけ良かった。
これから先、君以上に好きになる人が現れるのだろうか。
だけど、男らしくここは諦めよう。
君を好きになって本当に良かった。

waste my life

あの子への思いを新たに自覚してから一日。
今日は何も無かった。これは相変わらず。
大体が良い事あった次の日ってのはいつもそう。
今日一日はあの子と目を合わすどころか会えもしなかった。
でも一日中、俺の頭の中でリピートされるのは昨日のあの子の笑顔。
遠くから歩いてくるあの子。
ふと、顔を上げた俺と笑顔で目が合う。
その笑顔が頭から離れない。
今まで見たどんな子よりも綺麗で、可愛い笑顔だった。
本当はそこで満足しては駄目で
もっとその笑顔をたくさん見れるようにしないといけないはず。
周りからもそうなるように積極的に行かなくては駄目だと言われた。
でも、正直この先どうやっていけばいいのかわからない。
ただ俺の思いを押し付けるだけでいいのか悩む。
あの子はどうしたいのか、どう思ってるのかさっぱりわからない。
俺があの子を好きなのは間違いない。事実。
その先は進むべきなのはわかる。
だが、立ち止まってしまう俺。
あの子への思いのみを信じて突き進むべきなんだろうが
あの子自身の思いが見えなさ過ぎて進めずにいる。
受け身過ぎて情けない。もっと前へ。
もっと進むべき道へ進みたい。

Action & Action

一度は遠く離れた。
もう二度とその距離は近付く事はなく
近付く事も、もう一度話す事さえも諦めていた。
でも、きっかけは突然で今までで一番近くにあの子がいた。
手を伸ばせば届く距離だった。
目を覚ました後もあの子の笑顔は変わらなかった。
久々、超久々に俺の目を見て笑ってくれた。
可愛かった…超可愛かった!あんな可愛い顔を初めて見た。
今までの俺の人生で見た中で一番可愛かった!
あの子の笑顔をずっと側で見ていたい。
悩み、悩み抜いて抜けたトンネルの先は明るかった。
もう俺は迷わない。俺は君が好きだ。
この世の中で一番誰よりも君の事が好きだ。
進むべき道はただ一つ。ようやく見えた。

sunny day real estate

あの子が好き。
でも、これ以上は何も望まない。
話せなくて焦ったりしないし、会えなくても落ち込まない。
誰と話してても、誰を好きでもあの子が好き。
そう誓って一日目。
気分が少し晴れたのか今日はだいぶ楽だった。
仕事が終わってから飲みに行こうという話になった。
だが、メンバーがなかなか揃わない。
そこで先輩が言う。「あ、○○ちゃん(あの子)呼んであげようか?」
「いえ、結構です。」と俺。
今までなら呼んで下さい!と懇願してた俺が
断った事で先輩は少し驚いていた。
もう邪魔をしたくない。
飲み会の度に呼ばれ、席はいつも俺の隣。
飲み会中、好き好きアピールを受ける。
普通なら嫌気がさすだろう。でも、あの子は優しいからそれでも笑っていた。
嫌な顔一つせずに俺の隣で笑ってくれていた。
でも、もう後ろから呼び止めて立ち止まらせるような事はしたくない。
あの子の思うように、進む方向へ進んでほしい。
俺はそれを見守り、行く末を見届ける。
それでもあの子への好きという気持ちは変わらない。
たまにはそういう恋もあっていいかもしれない。
君を好きになれて良かった。今はただそれだけ。

好きという事。

ただ一言に「諦める」と言っても二種類ある。
一つは好きという事を諦めるという事。
あの子を好きという思いを諦める事。
二つ目は進展を望まないという事。
好きという思いは変わらない。ただその先を諦めるという事。
思えば俺も最初は楽しかった。ただ好きというだけで楽しかった。
でも、今では毎日頭を悩ませ苦しんでる日々。
その原因はハッキリしている。見返りを求めるようになったからだ。
俺の思いに答えてほしいし、付き合うというその先を望んでいる。
だから、自分にとって状況が悪くなると苦しくなる。
何も望まず、何も求めずにただ好きなだけなら苦しくないはず。
だけど、多分それが一番難しいだろう。何も望まないという事が。
今日、あの子が俺の職場に来た。
俺の方は見ないし、話し掛ける隙も無かった。
俺以外の人達と話して帰っていった。
多分、避けられているんだろう。そりゃそうだ。
その後、イケメン君の話になったが彼を狙っている子の中に
あの子の名前が普通に出てきた。そこで決心した。
好きな人には幸せになってほしい。だから邪魔をしたくない。
だから、俺は二番目の「諦める」を選ぶ。
これが俺のあの子を好きという事。

出来るだけ遠くへ

ようやくの休み。日曜日。
一日中寝て過ごすか、パァーッと買い物にでも行くか迷ったが
悩んでモヤモヤしていたので、「そうだ、遠くへ行こう」と思い立つ。
ウダウダ悩んでたら眠れない気がしたので
土曜日の夜中に車で出発。まずはガソリンを満タンにする。
そして、出来るだけ遠くへ…という事で高速に乗る。
目的地に着いたのは深夜4時前。
それから事前に連絡してた知り合いに会い一休み。
夜が明けるまで一緒にいてそこから帰路に着く。
徹夜なんで何度か事故りそうになったので車を止めて仮眠。
起きてからは一人で延々とドライブ。
通り慣れた道を走ったり、通った事のない道を走ったり。
何だかんだで家に帰り着いたのは夜の8時前。
約20時間の旅はこうして終えた。
めちゃくちゃ疲れたけど、それでもかなりリフレッシユ出来た。
やはり時折あの子の事はどうしても考えてしまう。
でも、仕事の日ほど思い悩まないので気が楽だった。
また明日から仕事が始まる。
9月は休みが多いし、悩んだらまたドライブに行こう。