終わりの終わり。

仕事も終盤にさしかかり、
「さて、一日の終わりにあの子に会いに行こう!」と
思ってた時に俺の職場でなされた会話。
わが社のイケメン社員についての会話が始まる。
A「○○さんがイケメン君をカッコイイって言ってたよ」
俺「へぇ、意外ですね」
B「○○○さんなんて本気で狙ってるらしいよ」
俺「えー、絶対無理でしょ。歳離れ過ぎですよ」
B「そういやお前の狙ってる○さん(あの子)も狙ってるらしいぞ。」
俺「…え…ちょ、ちょっと待って…」
A「良かったなぁ。ライバルいると燃えるでしょ。かなり強力なライバルだけどw」
俺「燃えないって…そもそもこっちに興味無いって事だし…」
B「やっぱイケメンはいいなぁ。みんな狙ってるんだな」
俺「…………」
ここで会話は終了。一気に体の力が抜けた…
あの子に会いに行く気力も無くなった。
つか、会いに行ったらただのストーカーじゃん。
興味の無い人間に付きまとわれるなんてストーカーだろ。
終わりはいつも突然に訪れる。
はぁ、こんなに好きになってどうやって忘れるんだよ…
もう彼女の職場に会いに行くのはやめよう。
忘れられなくなるだけだから。
諦めて、ただただ彼女の幸せを願おう。