はじめの一歩

つー事で、丸一日置いてようやく落ち着いたので結果報告。
一大イベントとはもちろん飲み会だ。
会社全体みたいな飲み会ではなくて少人数での飲み会。
大体、天邪鬼な俺は大勢で飲み会をやれば間違いなくあの子と距離を置いて過ごす。
しかし、今回の飲みはある意味俺の息のかかったメンバー。
メンバーは俺があの子を好きな事を知っているのでそれなりのアシストはある。
内容はと言うと、楽しかった。超楽しかった!
緊張し過ぎてしょっぱなから飲み過ぎてしまいグテングテンになりはしたが結果オーライ。
酔いに任せてあの子を好きな事はもちろん、どれくらい好きかまで本人に熱弁した。
あの時、俺はこういう事を思っていて、だから喜んだとか落ち込んだとか全て話した。
心の中の想いを全て口に出した。今は後悔していない。
彼女はただただ照れて顔を赤くして笑っていた。イエスもノーも無い。だが、それが良かったと思う。
一晩明けて今日。完全に二日酔いで調子最悪の俺。
シラフになって「ヤバイ…あの子にどんな顔して会えばいいんだ…」と思いだす。
でも、用事があって仕方なく彼女の職場に行く。辺りを見渡す。
彼女の姿はどこにも無い。良かった…今日は会う勇気無いしな。とその時。